このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。
定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思いますが、それでは準備が遅れます。
また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれませんが、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方がうまく軟着陸できるはずです。
在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付されます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレンジしましょう。
今回も、ソーシャルビジネスとコミュニティビジネスについてビジネスの内容や、実例について紹介していきまいと思います。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「兼業起業家への第一歩」シリーズ 第238回
その4 完全独立後も安定と成長
<その2 ソーシャルビジネス&コミュニティビジネス
その3 ソーシャルビジネス&コミュニティビジネス団体>
ここからは、第2の人生を1起業家としてやっていくうえで、社会的に意義のあるソーシャルビジネスや地域に貢献するコミュニティビジネスに関心のある方に、どのようにそのビジネスをやっていくか、その内容や方法について、一緒に研究してみましょう。
<株式会社フラウ>
今回も、経済産業労働省が平成21年に実施した「ソーシャルビジネス55選」に掲載されて、現在でも活動が続いているソーシャルビジネスの組織について紹介したいと思います。
現在は、子育て支援・高齢者対策等の地域住民の抱える課題解決に取り組んでいる組織を紹介します。
今回は、創立当初から年間数十回の講演活動で、主婦との顔の見えるリアルな関係作りを行ない、ソーシャルビズネスとしての「子育てマーケット」の可能性を顕在化したリーディングカンパニーである株式会社フラウ・主婦生活総合研究所をご紹介します。
株式会社フラウは、地域密着型子育て応援情報誌「子づれDE CHA・CHA・CHA!」に出版を中心に、環境・食育などの社会テーマに広報紙制作・イベント・事務局業務委託、企業向けの販促支援やCRSコンサルティング、主婦を活用した各種プロジェクト、子育て支援を核としたまちづくりや人材育成、NPO支援など、総合的かつ多種多様なコミュニケ─ジョン・プロデュース業務を行っています。
広告業界出身の代表取締役濱砂氏が、1993年に自身の子育ての経験をもとに会社を設立し、育児サークルで発行していた会報誌を原型として、徹底した地域密着の情報を、紙面だけでなくケーブルテレビ番組の制作やイベント開催など、情報誌制作にとどまらない新しいスタイルを作り上げて、テレビや新聞などにも取り上げられて、育児サークルから株式会社に発展した全国稀な事例となっています。
活動の幅も、子育て支援団体との連携やソーシャルビジネス全体の支援、企業とタイアップした主婦活動など様々な場面で活躍している団体です。最近は育児休業者の職場復帰支援プログラムの活用など企業支援の活動
も盛んになって来ています。
株式会社フラウ
http://www.frau-net.com/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◆編集後記
<白血病闘病日記 H25.8 NO.19>
先週は、東部地域振興ふれあい拠点施設での入院前最後の勤務が水曜日にあり、一時的に勤務を終えました。
前から入居されている方からは、いろいろと声をかけていただき、非常に励まされました。
普通に勤務していると、本当に自分が病気なのか分からなくなります。何か悪い夢でも見ている感じがします。
しかし再度入院してしまうのは、非常に中途半端であり、あまり有益なアドバイスができないのではないかと不安になってしまうので、はやりきちんと病気を治して接することが必要であることを痛感します。
木曜日と金曜日には、肺の機能検査、心臓のエコー検査、脳のMRI検査を受けましたので、2日間は病院に長くいた感じです。
そしていよいよ本日入院がスタートします。次回からは入院生活の様子をご報告いたします。
みんな心配しています。