2014年06月30日

メールマガジン「アクティブ・シニア・クラブ2」第283号配信!

社会保険労務士&行政書士の國井 正です。

このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。

定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思いますが、それでは準備が遅れます。

また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれませんが、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方がうまく軟着陸できるはずです。

在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付されます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレンジしましょう。

今回も、最終章の生涯のライフワークをどう考えていくかを、お話していく予定です。

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「兼業起業家への第一歩」シリーズ 第283回

その4 完全独立後も安定と成長

<その4 生涯のライフワーク NO.14>

ここからは、第2の人生を1起業家としてやっていくうえで、生涯のライフワークとしてどのように関わっていくかを考えて見たいと思います。

リタイア後は、仕事のことなど考えないで、悠々と過ごすと公言している人もいますが、何年間も趣味に生きられる方は別ですが、定年後もできるだけ、働きたいと思っている方のほうが多いのではないでしょうか。


日本の年金制度は、夫婦で安心して暮らしていくだけのレベルでは、ありません。また60歳から年金をもらえる時代ではなく、現在は65歳ですが、将来の年金改革では、間違いなく65歳以上に年金支給開始年齢が上がっていくことが予想されます。

生涯のライフワークということは、年金に加える収入を得ながら、自分の好きな仕事を一生涯続けることだと考えています。一生涯のライフワークには、どのようなものがあるか見て生きたいと思います。

まずは顧客が抱える何かしらの課題を解決する方策を提供しているコンサルタントにはどのような種類があるか調べて見ましょう。

1.民間資格等のコンサルタト

<技術士>

技術士は、技術士法(昭和58年4月27日法律第25号)に基づく日本の国家資格であり、有資格者は技術士の称号を使用して、登録した技術部門の技術業務を行えます。

技術士補は、将来技術士となる人材の育成を目的とする、技術士法に基づく日本の国家資格であり、有資格者は技術士の指導の下で、技術士補の称号を使用して、技術士を補佐する技術業務を行えます。

「技術士」とは、登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価またはこれらに関する指導の業務を行う者(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)をいいます。

「技術士補」とは、技術士となるのに必要な技能を修習するため、登録を受け、技術士補の名称を用いて、前項に規定する業務について技術士を補助する者を言います。

このように、技術士とは 「高等の専門的応用能力」を備えた技術者であると規定されています。では「高等の専門的応用能力」とは、具体的には一体どのような能力のことでしょうか。受験対策書や受験対策講座などでは「これまで習得した知識や経験等に基づき、対処すべき課題に合わせて正く問題を認識し、必要な

分析を行い、判断し、対応策の企画立案等を実施できる能力」「的確に問題点を把握して、創意工夫により解決を図る能力」などと説明されている。実際、技術士試験では、技術上の問題を発見し、それを解決できるかどうかを問う出題がされています。

「技術上の問題を発見し、それを解決する業務」とは、すなわち技術コンサルタントの業務です。技術コンサルタントと名乗って仕事をするかどうかは別として、技術士とは技術コンサルタントの能力があることを国が認定した技術者であると言えます。

一方、技術士は業務独占資格ではない。例えば建築の設計や医療行為などは他の資格の独占業務であるから、これを行うことはできません。技術コンサルタントという仕事も技術士の独占業務ではなく、誰でも技術コンサルタントの仕事を行うことはできます。しかし技術士は、国家試験によって一定レベルの問題解決能力を認証されており、また技術士法により秘密保持義務を課されているから、無資格の技術コンサルタントよりも顧客の信用を得やすいと考えられます。

法律上は技術士の業務が「計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務」と広く定義されていますが、建築基準法では建築・建築設備に関する設計等は建築士の独占業務となっており、これに関して技術士は行なえないなど実際に技術士に期待されている役割は、現場監督のような「指導の業務」すなわち技術コンサルタント(コンサルティング・エンジニア)としての活躍です。技術士試験も実務者に必要な技術力ではなく、技術コンサルタントに必要な論理的思考力・問題解決能力・表現能力をみる内容となっています。

次回からは、第二の人生を自分の技術を活かしたお店や地域貢献の仕事で楽しんでいる方を紹介する、テレビ朝日「人生の楽園」からピックアップしてご紹介したいと思います。

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◆編集後記

実は、先週の木曜日に、長女が結婚式を軽井沢の星野リゾートにある「石の教会」で行いました。

家族では、子供の小さい時から夏は軽井沢にいくことになって30年以上通っていますが、最近は夫婦二人で夏休みに行くことが多くなり、軽井沢でもいったことにないところを探していたところ、ホテルブレストンコートにある「高原教会」と「石の教会」の素晴らしさを知って、娘はこのような場所で、結婚式を挙げたらいいなと、夫婦で考えていました。

そうしたら、いままで石の教会を知らなかった長女が、自分の結婚式の場所をいろいろ探して、石の教会で行うということで、バージンロードを歩く役割を担うこととなり、そこまでに体調を整える努力をすることとなりました。

退院後は、毎朝散歩したり、食事もたくさん摂るように努力をして、当日に臨みました。しかし新幹線で東京から1時間で軽井沢に着くので、大変便利です。

軽井沢は、前日まで雨でしたが、当日はすっかり晴れていい天気となり、初夏の軽井沢を満喫するような天気でした。また普段は夏しかこない軽井沢が、新緑で覆われているのが、新鮮な感じでした。

結婚式から親族だけの食事会を楽しみ、その晩はブレストンホテルのコテージに泊まらせてもらいました。夜に温泉に行こうとしたら、土砂降りの雨となり、本当に結婚式の間は、晴れていたので、良かったと思います。

実は、次女の結婚式が、9月にありますので、それまでは何があっても元気でいなければいけないと、今週からの入院を直前に気を引き締めています。
posted by 國井 正 at 16:23| 東京 ☁| Comment(1) | メールマガジン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。創業支援ルームの大熊です。
長女の方のご結婚、おめでとうございます。
また、次女の方も結婚!
お祝い続きですね。
体力をつけて、是非バージンロードを歩いてあげてください。
創業して3年ほどになりました。まだまだ支援が必要です。國井さんが戻ってこられるのを待っていますので、体力付けてくださいね。
Posted by 大熊ひとみ at 2014年07月03日 20:10
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