2017年02月13日

メールマガジン「アクティブ・シニア・クラブ2」第419号配信!

社会保険労務士&行政書士の國井 正です。

このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。

定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思いますが、それでは準備が遅れます。

また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれませんが、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方がうまく軟着陸できるはずです。

在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付されます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレンジしましょう。

今回も、最終章の生涯のライフワークをどう考えていくかを、お話していく予定です。

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「兼業起業家への第一歩」シリーズ 第419回

その4 完全独立後も安定と成長

<その4 生涯のライフワーク NO.149>

ここからは、第2の人生を1起業家としてやっていくうえで、生涯のライフワークとしてどのように関わっていくかを考えて見たいと思います。

リタイア後は、仕事のことなど考えないで、悠々と過ごすと公言している人もいますが、何年間も趣味に生きられる方は別ですが、定年後もできるだけ、働きたいと思っている方のほうが多いのではないでしょうか。

日本の年金制度は、夫婦で安心して暮らしていくだけのレベルでは、ありません。また60歳から年金をもらえる時代ではなく、現在は65歳ですが、将来の年金改革では、間違いなく65歳以上に年金支給開始年齢が上がっていくことが予想されます。

生涯のライフワークということは、年金に加える収入を得ながら、自分の好きな仕事を一生涯続けることだと考えています。一生涯のライフワークには、どのようなものがあるか見て生きたいと思います。

今回も、私が大好きなテレビ番組「人生の楽園」から、生涯現役で頑張っている方を中心にご紹介しようと思います。

今回は、牡蠣の名産地で知られる広島市が舞台です。まるで本物のようにリアルで美味しそうな「料理のミニチュア」を作る、萩谷幹さん(50歳)が主人公です。

大阪で生まれ育った幹さんは、外食の時、食品サンプルに見入ってしまう程、小さい頃から食いしん坊でした。そんな幹さんが社会人になって出会ったのが、一冊のドールハウスの本です。そこに載っていた、粘土で作る料理のミニチュアを見て、幹さんは独学でミニチュアフードを作り始めます。結婚は31歳の時で、夫の転勤を機に広島に移り住み、ブログで自分の作ったミニチュアを紹介し始めました。ミニチュアを通して広島の人とのつながりが出来た幹さんは、2012年に工房「キンカンの工作室」をスタート。これまでは自分の趣味の世界だったミニチュアが、今では多くの人を感動させる作品としてどんどん世の中に広まっています。

どこまでも「本物」に近づくよう追求し、創作活動をする幹さんは、例えば、牡蠣のまず何色も混ざり合う殻の色や、でこぼこした質感にこだわって牡蠣の殻を作ります。そして中にぷっくりした身を入れ、最後にこれまた手作りの「七輪のミニチュア」に並べて炭火焼きの様子を表現すると、ほとんど殻は見えなくなってしまいます。それでも、どこから見ても牡蠣に見えるよう、隠れてしまう部分も絶対に手を抜かないのが幹さんのこだわりです。47都道府県の「ご当地グルメ」を表現したミニチュアは、そんな幹さんのアイデアやこだわりがいっぱい詰まった大作です。

現在、大阪に単身赴任中の夫・均さんは、月に2度ほど、広島の我が家に帰ってきます。いずれは工房を手伝う約束もしてくれている、優しい均さんを幹さんは「ひとっちゃん」と呼び、常日ごろ「大好き、愛情ははかり知れない」と公言しています。だから均さんが帰ると、もう大変でうきうき楽しく、夕食の準備にも気合が入ります。食にこだわる萩谷家には業務用の鉄板まであり、その上にこれでもかという量のご馳走がジュージュー並びます。お母さんと三人、笑いの絶えない楽しい夕餉のひと時です。それだけに、均さんが大阪に戻る時、いつも幹さんは涙です。

幹さんは、地域おこしの会「五日市ミズドリ企画室」の一員として、地図やフリーペーパーの制作にも参加しています。広報や会計など、それぞれ担当がある中で幹さんの役割は「製作担当」です。もともとデザインとしてあった企画室のキャラクター「ドリちゃんとドリ子」を、幹さんが粘土で立体化させました。この立体ドリちゃんとドリ子をリポーターに見立てて、新規オープンの店舗や地域の神社などを訪ね、フリーペーパーに載せる写真を撮影します。幹さんはこの活動を通して、自分の住む街の良さを発掘し、広めていきたいと考えています。幹さんのミニチュアの技が、こんなところでも役立っているんです。

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◆編集後記

白血病闘病記2017.2 NO.45

先週は、横須賀市の芦名とうところにある貸別荘に行きました。実は、昨年の11月から一軒家を借りています。実際に行くようになったのは、12月くらいからで、お正月もそこで過ごしました。

借りたには、退院してリハビリと気分転換ができるところとして、利用したいと思っていたことや海のそばで、犬と散歩したいと考えたからです。海辺の店で夕焼けを見ながら犬とビールを飲むという夫婦のおもいもあり、実際海に沈む夕日を見ているのは、とてもいいものです。

別荘を買うという選択肢もありましたが、借りているのであれば、何か壊れても大家さんが直してくれるし、その別荘が万一気に食わない場合は、2年契約で別な物件を借りなおしてもいいと考えています。

三浦半島は、もう20年前くらいから好きでよく出かけていました。世田谷から1時間半くらいで行けて、美味しいマグロが食べられるので、三崎港あたりの寿司屋に行くのが目的でした。野菜も美味しくて、よく買っていました。不動産も探したこともあり、気に入っている場所です。

今の家は、少し半島の真ん中で、釣りで有名な佐島のそばです。家の側には、スーパーやコンビニがあり、とても便利です。もちろん佐島の魚屋で新鮮な魚やシラスなどもよく買います。今は若いワカメやメカブが柔らかく美味しいので、よく食べています。

できたら毎週1回は行きたいのですが、なかなか難しく、まだ寒いこともあり、春になれば、もっと回数を増やしたいと考えています。
posted by 國井 正 at 10:35| 東京 ☀| Comment(0) | メールマガジン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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