2017年02月27日

メールマガジン「アクティブ・シニア・クラブ2」第421号配信!

社会保険労務士&行政書士の國井 正です。

このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。

定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思いますが、それでは準備が遅れます。

また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれませんが、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方がうまく軟着陸できるはずです。

在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付されます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレンジしましょう。

今回も、最終章の生涯のライフワークをどう考えていくかを、お話していく予定です。

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「兼業起業家への第一歩」シリーズ 第421回

その4 完全独立後も安定と成長

<その4 生涯のライフワーク NO.151>

ここからは、第2の人生を1起業家としてやっていくうえで、生涯のライフワークとしてどのように関わっていくかを考えて見たいと思います。

リタイア後は、仕事のことなど考えないで、悠々と過ごすと公言している人もいますが、何年間も趣味に生きられる方は別ですが、定年後もできるだけ、働きたいと思っている方のほうが多いのではないでしょうか。

日本の年金制度は、夫婦で安心して暮らしていくだけのレベルでは、ありません。また60歳から年金をもらえる時代ではなく、現在は65歳ですが、将来の年金改革では、間違いなく65歳以上に年金支給開始年齢が上がっていくことが予想されます。

生涯のライフワークということは、年金に加える収入を得ながら、自分の好きな仕事を一生涯続けることだと考えています。一生涯のライフワークには、どのようなものがあるか見て生きたいと思います。

今回も、私が大好きなテレビ番組「人生の楽園」から、生涯現役で頑張っている方を中心にご紹介しようと思います。

今回は、石川県中能登町が舞台です。自宅で、どぶろく造りと農家レストランを営む田中良夫さん(65歳)と妻の幸子さん(62歳)が主人公です。

56歳でJAを退職後、専業農家として米や野菜作りをしていた良夫さんは、近所の神社に神酒用の酒米を奉納していたことから、酒造りに興味を持つようになりました。町には、許可を得て神酒用のどぶろく醸造をしている神社が3社あったことから、良夫さんは町を「どぶろく特区」に認定できないかと中能登町に相談しました。特産にしていければと町も協力し、2014年に中能登町は「どぶろく特区」に認定されました。

良夫さんは、どぶろくを提供するための農家レストラン「太郎右衛門」をオープンし、2015年12月にどぶろくの醸造免許を取得、どぶろく造りを始めました。

どぶろくは、仕込み方で味が変わるのが面白いと、日々熱心に勉強を続ける良夫さんです。そんな良夫さん自慢のどぶろくと、幸子さんが作るかぶら寿しや自家製野菜の料理などを食べながら、思う存分に楽しむことができる農家レストランは、農閑期に限った1月から3月までの3ヵ月間、冬限定の営業です。

この日、どぶろく造りで大切な麹づくりを行いました。良い麹が出来ないと、良いお酒は出来ないという良夫さんは、蒸した酒米に種麹をかけて丁寧に混ぜていきます。混ぜ込んだ後、温度管理をしながら麹菌が酒米に根付いていくのをじっくり待ちます。2日後、きれいな麹ができました。良夫さんもひと安心のようです。

良夫さんは、できあがった麹を使ってどぶろくの仕込みを行います。炊いたお米に水と麹を足して1日寝かせ、「もろみ」をつくります。これに、酒米と井戸水、酵母を加え、毎日優しくかき混ぜ続けると、炭酸ガスが発生し、やがて40日から50日ほどで、良夫さん自慢のどぶろくが完成します。

農家レストラン「太郎右衛門」に予約のお客様がやってきました。囲戸裏を囲んで、幸子さんが作った「かぶら寿し」や「いのしし鍋」を楽しみます。もちろん、良夫さん自慢のどぶろくや甘酒も振舞います。どぶろくは飲み放題なので、食事は大盛り上がりです。最後は良夫さんも加わって、一緒にどぶろくを楽しみました。

中能登町でもう一軒、どぶろくを造っている農家レストラン「まる」に集まった良夫さんと仲間たちは、今後、どぶろくを造りたいと考えている、農家民宿を営む藤井さんと、去年、新規就農した松田さんが加わり、
「太郎右衛門」と「まる」のどぶろくを、飲み比べます。将来的には、町でどぶろく祭りができるようになりたいと語る良夫さんは、仲間たちと夢の実現に向けて、一歩ずつ進んでいきます。

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◆編集後記

白血病闘病記2017.2 NO.47

先週から始めた、料理教室のパン講座の第1回目がスタートしました。いろいろな、教室を体験しようと、今回は渋谷でなく新宿の野村ビルの教室を選択しました。10時からレッスンがスタートするので、10分前に行くと、これから教室を開けるタイミングでした。渋谷と比べて、ロッカールームがなく、教室の中にロッカーがあり、ドリンクコーナーには、アルコールはなく、ちょっとがっかりです。

1回目は、ツインブールという小さなパンが2つ組み合わせて、上にナッツや砂糖類などをトッピングする可愛いパンです。パンは、粉や水の数量をきっちり測らないといけないそうで、厳しくチェックされました。

またパンのこね方も乾かないように急ぐ必要があり、意外とこねるのに力も使うので、筋トレになると思います。発酵したり、オーブンで焼く時間もあり、2時間以上かかるので、意外とリハビリになる感じがします。焼きたてのパンを試食しましたが、大変美味しく、残りは家族にお土産で持ち帰ることができるように持ち帰りケースも用意されており、いいと思います。

妻に食べてもらったら非常に美味しいと好評でしたので、この講座は正解でした。来週は、近所の成城学園にある教室と新宿の高島屋にある教室にチャレンジしてみようと思います。
posted by 國井 正 at 09:09| 東京 ☀| Comment(0) | メールマガジン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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